あなたはどっち?行政書士試験合格目指すなら<短期合格>か<高得点合格>
行政書士試験で高得点でしかも短期合格これが最強ね!
なんとしても、クリアーしたいわ!!
二兎負うものは一兎も得ずにならないようにしないとな!
全力でやればなんとかなるだろ。
しらんけど
こんにちは、ヒグマ館長です。
今日は、行政書士試験で短期合格を目指すべきか高得点を目指しすべきかについて私なりの考えを書いていきたいと思います。
そんなの、どうでもいいよ!!
といった声も聞こえてきそうですが、どちらを目指すかで合格までのすべきことが大きく違ってくるので結構重要なことだと思います。
3~4分程度で解説していくのでぜひ読んでください。
それでは始めます。
はじめに
行政書士試験の受験情報サイトなどには、『短期合格できます』とか『○○か月で合格しました』といった記載がされていたり、『240点で受かりました!』といった記載がされていることがよくあります。
行政書士受験を考えている方にしてみれば、やる気を引き出す言葉ということになるでしょう。
では、受験生としては本当はどちらを目指せはいいのでしょうか?
短期合格でしょうか?高得点合格でしょうか?
悩みどころですね。
私なら、即答で短期合格というでしょう。
でも、短期で高得点合格というのが理想です(笑)。
両方のメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。
短期合格がいい理由
私なら短期合格を目指します。
短期合格を目指すメリット
短期合格するメリットは、何といってもすぐに行政書士登録が可能になること、また他の資格にチャレンジすることもできます。
他の資格にチャレンジするのは、短期合格でなくてもいいのでは?と考える方もいるかと思います。
短期合格できるのであれば、他の資格として行政書士よりも上位の資格を取れる可能性は高いと思います。
ですが率直にいって、行政書士の試験に手間取っているようでは、上位の試験は厳しいかと思います。
なかには、行政書士の試験を勉強している間に法律に目覚めてステップアップなんてこともあるので一概には言えないのですが、一般論としては短期合格しないと厳しいでしょう。
行政書士の仕事は、試験勉強が出来たからすぐに実務につながるというものではないので、早く合格して自分の仕事として独立開業できるように準備していった方がよいと思います。
また、短期合格を目指して勉強して結果として、数点足りなく不合格となり、翌年高得点で合格するということはよく聞く話です。
まずは、短期合格を目指すべきでしょう。
短期合格を目指すデメリット
短期合格を目指すデメリットとしては、短期合格にばかり気が取られて、勉強が疎かになってしまう可能性があるということです。
結果として、合格までの期間が延びてしまうことになります。
というのも、短期合格の短期をどの程度の期間と捉えるかにもよるのですが、ここでは短期合格は6か月程度と考えることにします。
この場合、受験を考えたのが5月ぐらいということになります。
5月というと行政書士試験の申込が7月の下旬から8月の下旬までなので、その2か月ぐらい前に受けてみようかと勉強を開始したことになります。
このようなことは、よほど試験慣れしているか法律の勉強に自信がある人以外は、考えないと思います。
つまり、腕に自信ありの人が短期合格を目指すことになります。
事実、行政書士試験を受験する方の中には驚くほど、法律の試験勉強が性に合うという方もいるのですが、大半の人は違うので、しっかりと腰を据えて取り組んだほうがいいでしょう。
そうでないと、あれもこれもやらないとということになり、どれも身につかないという事態に陥ります。
そのため、短期合格を目指すという場合でも1年程度は勉強時間を確保して試験に臨んだほうがいいと思います。
高得点合格は無意味?
では高得点合格には、意味があるのか、あるいはないのか見ていきたいと思います。
もちろん、高得点合格は素晴らしいことです。
初めから高得点を狙う試験なのかということです。
高得点合格を目指すメリット
高得点合格をすると、行政書士試験の講師に誘われたりします。
つまり、行政書士受験界で活動することが出来るようになるという点ではメリットありです。
また、高得点合格の場合は、更に難易度の高い試験にチャレンジして自分の可能性を試したくなるので、既にある知識である程度の収入を得ることが出来る行政書士受験界で活動できる可能性があることは有利であるといえます。
ですが、高得点者は毎年出てくるので希少性はなかなか続かないと思います。
高得点合格を目指すデメリット
試験で高得点を取るために、無駄なこと(受かるためには必要がない事)に手を出しがちになる。
いろいろ知識を求めて、多くの勉強をするのですが、すべてが中途半端になってしまいがちということがおきます。
また、法律が改正されてまた勉強しなおさないといけないという恐れも生じます。
短期間で高得点が取れるのであれば問題ないのですが、そうでない場合はまずは短期合格を目指す方が良いと思います。
まとめ
行政書士試験は、180点を取れば合格する試験です。
基準点が公表されているので、勉強しやすいと思います。
基準点が毎年変動したり、上位何人以内が合格するという試験ではないので高得点は素晴らしいと思いますが、基準点を超えることの方が重要です。
まずは、基準点を超えるために勉強(⇐ここが短期合格を目指すところ)して、その後に合格を確実にするために、択一式や多肢選択式のみで合格点を超えるように仕上げて(⇐ここが高得点合格)、その点数に記述式の点数が加算され結果として、200点を超えてくるという流れが一番いいのかと考えています。
ということで、短期合格を目指すことがまず最初に来ます。
法律の勉強は、一か所だけの勉強では理解できなかったところが、別の個所を勉強することでわかってくるなどよくあることです。
一つを理解してから先に進むというのではなく、どんどん進んで後で復習するというスタンスで学習してくことをすすめします。
今日はこのへんで終わります。