決定版!行政書士試験の憲法のレベルと勉強方法!!

憲法

決定版!行政書士試験の憲法のレベルと勉強方法!!

行政書士試験の憲法ってどの程度のレベルなのかな?

それに、どうよやって勉強するといいのかしら?

そんなもんは、全力で取り組めば何かしら道が開けるぞ!

合格できるかは知らんけど。

こんにちは、ヒグマ館長です。

今回は、行政書士試験を受けようと思ているけど、憲法のレベルがどの程度がわからない方や行政書士試験の憲法の勉強が判らない方に向けた記事となっています。

この記事を読むと行政書士試験の憲法のレベルと勉強方法がつかめると思います。

記事は3,4分程度でよめるものとなっています。

ちなみに、私は令和元年の行政書士試験に合格しており、また法科大学院も卒業しているのでここでの分析は私の経験を踏まえたものとなっております。

異論はあると思いますが、一つの意見として読んでいただけるといいと思います。

それでは、始めていきます。

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はじめに:憲法の学習について

憲法は、民法や商法、行政法とは異なり基本的人権を定めているやどのように国を統治していくのかという仕組みを定めています。

そういう意味で民法、商法、刑法、行政法などよりも上位に位置付けられることになります。

上位に位置付けられるとは、憲法理念を反映して民法、商法、刑法、行政法などは作られています。

そのため、他の法律よりも抽象的に書かれていたり、条文の数も少ないのが特徴です。

あまりにも抽象的にかかれているので、何をどう勉強すれば良いのか分からない原因にもなっています。

試験の出題傾向や求められるレベルに応じた勉強をしないとドツボにはまってしまいますのでご注意ください。

行政書士試験の憲法のレベル

行政書士試験の憲法のレベルは、基本レベルを抑えているかどうかを問うものです。

基本レベルとは、条文と基礎的な判例を理解しておけば問題なく得点できるということになります。

行政書士試験の憲法は主に大きく分けて基本的人権と統治機構について出題されています。

憲法自体は、前文、総則、基本的人権、統治と分類されますが、行政書士試験の出題としては人権と統治機構がとれれば問題なく合格できます。

そのため、人権と統治機構をまず押さえておかなければならないといえます。

基本的人権と統治の問題の出題内容としては、基本的人権の問題は、判例がどのような判断をしているかと判例が条文の文言をどのように解釈しているかが問われています。他方統治機構のほうは、条文がどのように規定しているかをメインで問われています。

どちらも基本的なものであるため判例と条文に何が書いているかということを確認することが重要となります。

行政書士試験の憲法の勉強方法

まず確認しておくことは、行政書士試験で憲法は、択一式が5問で20点、多肢選択式が1問8で合計28点分の出題となります。

また、主に基本的人権と統治機構の二つの分野から出題されています。

ここに挙げた勉強方法で最低でも14点は確保できると思います。

統治機構の勉強法について

統治機構については、憲法の条文になんて書いているかを聞いてくることがほとんどです。この問題に対する対策は、憲法の条文を読みことが一番有効な対策となります。

ですが、一人で憲法の条文を読んでいると飽きてきてただ条文を読んでるだけとなりがちです。

短時間で内容を思い出しながら読むことが一番いい勉強となるので、おすすめの勉強方法としては、YouTubeなどで憲法の条文を一気読みしているものがあるのでそれを活用するといいと思います。

感覚的には、高校生の公民とか小中学生の社会科の国家当のあたりが得意だった方はすんなりと理解できるのではないでしょうか。

基本的人権の勉強法について

基本的人権については、基本判例をポイントを絞って確認していくことが必要になります。基本判例自体はそれほど多くはないので時間はかからないと思います。

ですが、判例を読もうとすると言い回しが古臭かったり、回りくどい表現が使われていたりするので、行政書士試験に早く合格したい場合は、判例をそのまま読むことは避けた方が良いでしょう。

そこでポイントを絞ってというポイントはどこなのか?という疑問が出てきますね。

それは、判例が何について合理的と言っているのかということや判例が憲法の使っている抽象的な文言をどのように定義づけているかに着目していくと良いでしょう。

そもそも憲法上の明文で認められている基本的人権もあれば、解釈で導き出す人権もあるのです。

解釈で導き出すっていいの?と思うかもしれませんが、時代の変遷とともに認められるようになった人権もあるので、そういう場合は解釈で導くしかありません。

憲法は勉強していろいろ細かいところに立ち入れば際限なくやることが増えてきます。行政書士試験に合格するためには基本事項にだけ的を絞って勉強していくことがいいでしょう。

他の試験との関係で憲法の勉強方法を考えると、司法試験はの憲法のレベルは判例をじっくりと読んでいるという前提で出題されますのでかなり細かなとことまで出題されます。また出題数も司法試験は短答式では20問出題されます。

司法書士試験では憲法の出題は3問程度と少ないので、司法書士試験の勉強では少し足りない気がします。もっとも、3問出題と言えどもある程度しっかりとやっておかなければいけないので、内容的には行政書士試験と同レベル位です。

このことがら、憲法に関しては行政書士試験の講座や教材を使った勉強の方が早く目標とする点数には到達できると思います。

まとめ:憲法の攻略は判例と条文読み

今回は行政書士試験の憲法の出題レベルと勉強方法について書いてきました。

行政書士試験の憲法は基本判例の理解と条文の理解が重要となります。このように言うとどの試験もそうだろうと言われそうですが・・・

司法試験ほどの判例の理解は不要です。統治機構はYouTubeの行政書士対策の条文一気読み的なものを活用すると時間のロスなく必要なところを確認できると思います。

行政書士試験の憲法のレベルと勉強方法について掴めたでしょうか。

後はどんどん勉強を進めていくだけです。頑張って下さい。

今日はこのへんで終わりにします。

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