決定版!行政書士試験の民法のレベルとおすすめの勉強方法!!

民法

決定版!行政書士試験の民法のレベルとおすすめの勉強方法!!

 行政書士の合格には行政法と民法での得点が欠かせないけど、行政書士の民法のレベルってどの程度なのかしら?

それにどんな勉強方法がいいのかな?

なんでも全力でやればいいんじゃねぇか。

知らんけど。

こんにちは、ヒグマ館長です。

今日は、行政書士試験の民法のレベルがどの程度なのかとその勉強方法について私の経験上のおすすめについて書いていこうと思います。

特にこれから行政書士試験の勉強を始めるという方や行政書士試験を手始めに司法書士や司法試験の勉強にもつなげたいという方に向けての記事になります。

とはいえ、行政書士試験を受ける方にとっても十分参考になる内容だと思います。

5分もかからず読めるようにまとめているのでぜひ読んでみてください。

それでは始めていきます。

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はじめに:民法は奥が深い

民法は条文の数だけでも改正で1050条と以前よりも増えています。また、枝番のついてる条文もあるので実際はそれ以上あるということです。

このように範囲が広い民法を闇雲に勉強しても学問としてや趣味としてするにはどのような勉強をしてもいいと思いますが、試験のために勉強しようとする場合はできるだけポイントを絞ってやらないと一生他の科目の勉強に手が回らないという事態に陥ります。

そこでまずは、民法の出題レベルを確認してその後に勉強方法について見ていこうと思います。

行政書士試験における民法の出題の難易度

行政書士試験の民法の出題レベルとして基本的なものしか出ないと言い切れるかと言えばそうでもなく、条文と判例の知識は必要となります。

行政書士試験は、皆さんもご存じだと思いますが、他の民法が試験科目に入っている法律系資格試験と比べると次のような難易度の違いがあります。

司法試験>>>司法書士試験>>>行政書士試験
※ここで>の数が難易度違いを示すものではありません。何となく気分でいれました。

このように、司法試験を筆頭に司法書士試験、行政書士試験という順の難易度となっています。

では、この難易度の通りに試験問題も難しくなっているのかが気になるところですね!

結論から言うと民法に限ると必ずしもこの通りに難易度の違いがあるものではありません

というのも、各々出題される分野や深堀しなければならないポイントが異なるからです。

このような違いがでるのは、それぞれの試験は各々の試験の目的に合わせた出題となっていると言い換えることが出来ます。

例えば、司法書士の試験では物権についての部分の出題が多くなっています。これは、司法書士が物権変動についての登記業務を主に行うため民法の物権の部分の理解を特に必要とするからです。もちろん出題が多いというだけですべての分野を学習しておかないと合格できないということに変わりはありません。

他方で、司法試験が難しいとされる主要な試験は論文試験です。短答試験は基本的な理解をしているかを見るために行われているので内容的に極端に難しいというものではなく、効率よく解いていかないと時間が足りなくなるというように作られています。

そして、司法試験も司法書士試験も条文と判例から出題されます。

行政書士試験では、民法の問題数は択一式で9問、記述式で2問の出題となっています。この問題数で民法の全範囲から出題できるのでなかなか偏った勉強をする訳にはいきません。

択一式の問題は、司法試験や司法書士の試験とそれほど差があるわけではありません、記述式で聞かれるものは基本的な理解となっています。

行政書士試験の民法の勉強法

行政書士試験の民法の勉強法ですが、ずばり!私は司法試験の民法の短答試験用の講義を聞くのかいいと思います。

司法試験用なので、若干細かな知識等も講義されるのですが、短答試験用であれば全体を網羅して条文と判例の確認となるので、これから試験を始める方や行政書士試験後に司法書士や司法試験を考えている方にはお勧めします。

司法試験用のものを使うのはどうなのかという思う方もいると思うのですが、基本的な理解が必要という点ではどの試験も変わりがないのでむしろどのように、司法試験では勉強しているのかを知ることが出来るし、民法の使い方を意識した解説になっているのでいいのではと思います。

価格も民法単体の講座をDVDやストリーミングの講座を受講すればそれほど高くはないと思います。

また、司法書士の講座ではだめなのかというと、私は止めた方が良いと思います。

なぜなら、先ほども書きましたが、物権部分の説明が多く実際の行政書士試験ではそれほど必要がないためです。講義を聞いている途中で、ここは聞かなくていいとうような部分があると効率が悪くなるので避けたほうがいいという理由です。

まとめ

行政書士試験の民法は、司法試験や司法書士の試験と比べて極端に簡単というわけではなく、ほぼ同等難易度の出題となります。

そのため勉強方法としては、すでに司法試験や司法書士の試験を勉強している方は取り立てて対策をしなくてもよく、過去問を解けばいいと思います。

これから始める人も最終到達地点は、司法試験や司法書士の試験と民法の知識としては変わらないので司法試験の講座を使うのもいいとも思います。

ということで今回はこれで終わります。

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